2014年01月20日

幽霊伯爵の花嫁

幽霊伯爵の花嫁 (小学館ルルル文庫 み 4-1)

幽霊伯爵の花嫁-首切り魔と乙女の輪舞曲- (ルルル文庫)幽霊伯爵の花嫁 囚われの姫君と怨嗟の夜会 (ルルル文庫)

★個人的おススメ度:65%(※2014/01/29更新)

ヒロインがとおっても強い女の子です。肉体的にじゃなくて精神的に。
可愛らしい小説のイラストのイメージで読むと人によってはダメージを受けるかも。
間違っても乙女ゲーヒロイン系ではない。したたかな主人公をお求めの方に是非。


■1巻感想(2014/01/20)
表紙イラストが可愛らしい女の子のイラストなのと、キャラ紹介の「前向きで強かな少女」という文から、どうせよくある乙女ゲーヒロイン系だろ…とか思っていた過去の私。ごめんなさい反省してます。

とにかくもう、主人公の「したたか」レベルが半端ない。意地悪姉妹の悪口に笑顔で「姿形が醜いと性根まで醜くなるのね」とか言っちゃうし。あれ、悪口を言われて必死で対抗した態度なのかと序盤は思っていたのだけど、あれ素なんですね…。

物語的には、サアラのカインに対する感情の真実のくだりがよかったかな。ああなるほど、そうやってひっくり返るのね、と。でもあのシーンもちょっとサアラ様怖かったよ。笑顔でとんでもない感情とか隠し過ぎだよサアラ様…

ジェイクとの絡みが少なかったのが残念。次巻からに期待。

■2巻感想(2014/01/24)
1巻は主人公中心のお話でしたが、今回は幽霊中心のお話へ。

サアラとジェイクのラブは前巻より大幅に増え、特にジェイクのスキンシップが激しくなってて萌えます。無意識に抱きしめちゃったりこの人年齢の割に幼いな。挿絵も可愛らしいからつい実年齢忘れそうになるけどジェイクいい歳だよね…

物語の本筋であるミミと首切り魔のお話は──正直なところあまり好みではなかったというか。いや、私ハッピーエンド至上主義なので(苦笑)

首切り魔事件の真相を追う、ちょっと推理モノみたいな展開になりますが、最後にくる真相はぶっちゃけ想定の範囲内。+αであの2人に救いというか、ほんの少しでいいから幸せな描写が欲しかった。ありゃ可哀想だよ。死人である幽霊には慈悲も何もないというのか…

■3巻感想(2014/01/29)
ううむ…ぶっちゃけ、今回はヒロインへの感情移入が全くできませんでした…

1巻からヒロインの思考は常軌を逸している、という表現がなされてましたが、まだ理解できたんです。嫌いな男にその感情を一切見せずに嘘を貫き通すところとか、笑顔で本心を隠し続けるところとか。

でも、今回の話のサアラは始めっから攻撃的。オリヴィアに対し初っ端から挑発を繰り返しています。とはいえ、オリヴィアという女の子はなかなかに性格の悪い女の子ですから、サアラにギャフンと言わされている様子はスカッとしないわけではないんです。でも、サアラ様は少し挑発のし過ぎに思いました。自分がオリヴィアより「上位」(身分とか頭の良さとか外見とか)にいると分かっていながら、それでも挑発を繰り返すのは、ちょっと幼稚なのではないかと思ったり。まあ、そこがサアラ様のキャラなのですが。

けど、殺人未遂は頂けない。理由がアレだし。しかもそこでケロリと「死体が出てこなければ完全犯罪〜」とか言っている時点でもう全く彼女に感情移入できなくなってしまいました。確か彼女、目の前で家族が殺されてしまったんですよね? なのに軽々しく殺人を口にし、そして実行することができる。そこに躊躇いは一切ないし、反省もしない。この時点でもう、とても怖すぎる。

主人公の思考が全く理解できなくても小説は読めるかな…? と思ったのですが、いかんせんこれは少女小説。主人公の心情に共感ができなくなった時点で読むのがだいぶ辛くなってしまいました。

サアラ様が好きになれるかどうか。
ほんと、この小説を面白く読めるかどうかはそこにかかってますね…

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posted by 大河 at 20:34| Comment(0) | 少女小説 ルルル文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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